ステラのワインを美味しくお楽しみいただくために

ワインを開けるタイミング

ワインは空気に触れることで変化、熟成していきます。抜栓し、グラスに注ぐことで
空気と触れ、香りが開き、タンニンなどが和らいでいきます。
年代物ではない赤ワインの場合、1時間~2時間ほど前に抜栓し、空気を触れさせ
ておくとアロマが開き、まろやかな味わいを楽しむことができます。
なお白ワイン、スパークリング、シャンパンなどは事前抜栓の必要はありません。

テイスティングの手順

1.色を見る
  → 同時に粘性もチェック
2.嗅ぐ
  → 香りの第一印象を感じ取る
3.味わう
  → 酸、甘み、苦みやミネラル等
4.アフターテイスト
  → フレーバー、印象、味わいや含み香等

飲み頃温度

年代物(10年~20年経過)の赤ワインの楽しみ方

ボトルの中で⾧く熟成していたワインには、酒石酸カリウム、タンニンやポリフェノー
ル類などが結合し、「澱」となってボトルの口付近や瓶内部に溜まります。この澱は
年代物のワインやヴィンテージから6~7年経過したフルボディータイプの、ポリフ
ェノール含有率の高いワインなどによく出る現象であり、飲んでも身体に影響はあ
りません。
飲み方としては、静かにデキャンタ等に移して澱を沈める、または数時間前(状況
によっては1日前に)にボトルを立てて置き、瓶底の底上げした部分に澱を沈め、飲
む際に静かにグラスに注ぐなどの方法があります。
年代物のワインをデキャンタージュする時とグラスに注ぐ際は、ゆっくりと静かに行
ってください。⾧い間瓶内で眠っていたワインを2度に渡って多量の酸素に触れさ
せることは、急な劣化を招いてしまう可能性があるため、十分にご注意ください。

オーガニックワインについて

THE STELLAで取り扱うワイナリーにも自然農法で造られるワインがあります。そ
の中には瓶詰前の濾過や清澄を行わない「無濾過、無清澄、あるいは軽く濾過」の
ものがあり、ワインに多少の濁りが見られる場合がありますが、品質や味わいに問
題はありません。また最近の傾向として当クラブがオーガニックワインとして扱うも
の以外のワインにも軽い濾過や無濾過が増えており、前述の様に年数の経過とと
もに澱が出ることがありますが、無害で品質上の問題はありません。

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