ワインの種類について解説・基本4種類と原産地別の特徴とは
お酒の中でもワイン好きという方はいませんか?ただワインの種類は多岐にわたります。実際twitterを見てみると、以下のような嘆きのツイートがありました。
ワインは色々調べたけど、種類多すぎるしレビューも少ないから、迷う
— 悠(ユウ)🧊🌐💫 🎴😈 (@kYVX6crR4lG7iFp) November 29, 2020
とりあえず、動画を見て勉強してきます pic.twitter.com/A26FumMbvG
同じ♬ワインて種類多すぎるよね
— meme (@coppitan2) July 2, 2016
お値段もピンキリだし
さっぱりわからない
でも飲みたいの😊
暇さえあれば近隣の店の酒の値段とかを調べてるけど、ワインって選ぶの難しすぎんか 種類が多すぎるし定番みたいなのもわからないし価格もピンキリすぎてどこまでが飲めるレベルなのか全然見当がつかん まあぼくは一滴も飲んだことがないガチエアプですけどもね
— まめはら (@TAIKOmame) August 18, 2019
このように「ワインは好きだけれども種類についてそこまで詳しくない」という人もいるでしょう。ここではワインの基本的な種類について紹介します。ワインのことをより知ることができれば、より楽しくなるはずです。
1.ワインの基本は4種類
ワインの分類方法はいろいろとありますが、基本は4種類と考えてください。それはスティルワイン・スパークリングワイン・フォーティファイドワイン・フレーヴァードワインの4種類です。
皆さんにとって最も身近なワインといわれるのがスティルワインです。黒ブドウを原料にしたワインで皮ごと製造するのが特徴です。このため独特の色や渋みを伴います。アルコール度数は9~14度のものが相場です。スティルワインの中でさらに赤ワインと白ワイン、ロゼの3種類に分類できます。
スパークリングワインは聞いたことがあるという人も多いかもしれません。炭酸のシュワっとした口当たりが特徴的です。炭酸系のワインというと、スパークリングワインとシャンパンの違いが分からないという人もいるでしょう。シャンパンもスパークリングワインの一種です。ただシャンパンはその中でもフランスのシャンパーニュ地方で作られたものを指します。シャンパンと認定されるためには、厳しい品質基準をクリアしなければなりません。ちなみにシャンパンとして販売するためには、アルコール度数は11%以上なければなりません。
フォーティファイドワインとは別名「酒精強化ワイン」ともいわれます。ワインではブドウの発酵が欠かせません。この発酵の過程の中でブランデーや蒸留酒を加えているのが特徴です。お酒が加わっているので、ほかのワインと比較するとアルコール度数が強めです。だいたい15~22度が相場といわれています。発酵中の段階でアルコールを加えると、ブドウの発酵が止まります。このためブドウの糖分が結構残るので、甘みの強いのが特徴です。シェリーやポートワイン、マディラあたりがフォーティファイドワインの代表的な銘柄です。
フレーヴァ―ドワインとは、独特の風味を持っているのが特徴です。ワインにフルーツや薬草、甘味料などのエッセンスを加えているからです。フレーヴァ―ドワインの代表的な銘柄として、ヴェルモットがあります。ヴェルモットは白ワインがベースです。そこにハーブやスパイスがプラスされています。カクテルのベースやそのまま食前酒として飲まれることが多いです。フレーヴァ―ドワインを飲んだことのある人の中には、ワインの一種と気づかずに飲んでいる人もいるかもしれません。
2.地域別のワインの分類法
ワインの分類方法の一つに、どの地域で作られたものかというアプローチもあります。ワインの地域別の分類法として、新世界と旧世界という分類方法がよく用いられます。
旧世界とは昔からワインを作ってきた国の総体を指します。旧世界はヨーロッパが中心です。旧世界の代表格といわれるのが、フランスです。北部の一部を除き、全国でブドウが栽培されているので多種多様なワインが作られています。例えばブルゴーニュ地方やボルドー地方は赤ワインの生産地として広く知られています。
イタリアも旧世界の代表的な原産地といえます。イタリアは都市国家が林立していたので、各地方でそれぞれ異なる個性を持ったワインが作られています。中でもトスカーナ地方のキアンティ、ピエモンテ地方のバローロやバルバレスコは世界的にも有名です。
一方新世界とは、比較的後発のワインの名産地を指します。大航海時代にヨーロッパからワインが伝わって、自分たちでもワインづくりを始めた国々を指します。ちなみに日本でもワインづくりをしている地方がありますが、新世界の一角という扱いです。
新世界で代表的なのが、アメリカです。新世界の中でもワイン製造を奨励したので、技術の発展も早かったといわれます。その中でも有名なのが、カルトワインと呼ばれるものです。カリフォルニア州のナパ・ヴァレーと呼ばれる地域で作られたワインのことです。ロバート・パーカーという有名なワイン評論家がいるのですが、満点もしくはそれに近い得点を何度も与えたことで、価格が高騰しました。濃厚な赤ワインでフルーツの風味とアルコール度数がともに高く、それがパーカーの好む味わいにマッチしました。
チリも新世界の中でも有力な地方の一つです。16世紀の半ばにスペイン人のカトリック伝道者がブドウ栽培を持ち込んだのがきっかけでした。当初はシンプルでわかりやすいテイストが好評でした。しかし近年では複雑な風味で高品質のワインも生産されつつあります。
3.ヴィンテージワインとは何か?
ワインの中で「ヴィンテージワイン」という言葉を耳にしたことはありませんか?ヴィンテージワインというと古いワインをイメージする人も多いでしょうが、厳密には異なります。ヴィンテージワインとはその年に収穫されたブドウを原料にして醸造されたものを指します。例えば「2022年のヴィンテージワイン」と言えば、2022年に作られたブドウを原料にしたワインとなります。ヴィンテージワインの場合、ラベルのどこかに年が記載されているはずです。
同じブドウでも年度によってその味は異なります。ブドウのようなフルーツはその時々の天候や気候の影響を受けるからです。つまり同じ銘柄でも年度によって、ワインの味わいが異なります。ヴィンテージワインファンは、この違いを楽しんでいるわけです。また誰かの誕生日に、その人の生まれ年のヴィンテージワインをプレゼントするという使い方もしばしばされます。他にも就職した年や結婚した年のヴィンテージワインを取り寄せて、何かの記念日の時に飲むという楽しみ方もあるでしょう。
4.まとめ
ワインにはこのようにいろいろな分類方法があります。ワインに興味を持っているのであれば、いろいろな銘柄を取り寄せてみて自分の舌に合うものを探してみるといいでしょう。近年ワインは通販で取り寄せることも可能です。いちいち店舗に行くことなく購入できるので便利です。またワイン通販は実店舗と比較して、取り扱っている銘柄のバリエーションが豊富です。近くのお店で購入できない、珍しい銘柄も購入できます。ワイン通販でいろいろな種類を購入してみて、味比べしてみるのはいかがですか?

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