〜ちょうど30年目を迎えたナパの古酒〜こちらはワイナリーを設立した初代ロバート・シンスキー氏が手掛けた貴重なワインです。ナパでは1990年以前まではワインを保存しておくという概念も、余裕もなく、90年代に入りやっと長期熟成型ワインの生産と保存がされるようになりました。そこから考えると、このワインのヴィンテージ1992年はナパワインの中では古酒となります。環境の整ったワイナリーのケイブで30年間保存されていたため、エチケットにもその経年が見られます。余談ですが、ワイン名である「Claret(クラレット)」とはボルドーワインのことを意味しています。1971年公開の映画007にもある一幕でこのキーワードが出てきます。【テイスティングコメント】
クラシックなボルドースタイルのアロマが特徴のレッドワインで、カシス・カラント・ドライチェリーなどのフルーツの枯れた風味を味わえるとともに、カプシカム・モカ・レザー・岩のような渋みや優しい苦味が楽しめます。複雑で風味豊かなブーケとともに28年を経た果実味を美しく保ちながら熟成したワイン。現ワイナリーのオーナーであるロブ・シンスキー氏は「有機栽培のブドウから高品質の長期熟成に耐えるワインを作ること」をモットーとしており、水はけのよいローム層の土壌で、有機栽培に力を入れて作られた純粋なブドウを使用し、年代を経ても柔らかなタンニンとこなれた果実味をじっくりと味わえる逸品です。
【飲み頃】
ちょうど30年を迎え、今が飲み頃です。円熟味をお楽しみください。
ギフト包装賜ります。